◆◇突撃20の質問【シェリス編】◇◆

◆「2回目はシェリィに突撃!…ってわけで、引き続きこのアサトさんが質問者だ。よろしくな」
◇『アサトさんも大変ですね。報酬は貰えるんですか?』
◆「ギャラのことは言うんじゃねえ、シェリィ。男にはやんなきゃいけないときがある、そういうことだ」
◇『…なにか悲壮感がただよっているんですが。何ですか…報酬、葡萄酒一杯だとか?』
「……『…それで報酬は?』って言ったら、そっと渡された封筒に宿の亭主のブロマイド(16色)が入ってた」
◇『…あの、あとで好きなもの飲んでいいですよ。ごちそうします、私』
「(えぐえぐ)」



【01.貴方のお名前とその由来は?】
『名はシェリス、姓はフラーチカです。名の由来は……何なのでしょうね。

         親を早くに亡くしたもので、分からないです。…後付けのエルフ語の名前には意味があるのですけどね』
「後付けのってエルトが付けたやつだろ?意味は確か……花子」
◇『…「花の娘」です。間違ってはいませんが。花子って。…………花子なのかな』
「…す、すまん。花の娘だお前は。花のように可憐でかわいらしい娘さんってことだろ!いい名前だよ!」
◇『…いえ、よく考えるとあの人がそんな詩的な意味を込めてるとは思えないので、やっぱり花子なのかも。

         そうですか、私、花子だったんですか……』
「…シェリィィィ!!悪かったーー!!オレが悪かったから許してくれええええ!!」





【02.性別、生年月日、年齢、血液型は?】
「……とりあえずまだまだ質問はあるからな。気を取り直して行こうぜ。…な?」
◇『ええ、大丈夫です。別に気にしてなんかいませんよ。いませんとも……』
「……(やべえ、悲観的MAX…!)…は、はいー!次の質問はコレ!ピロン!(収穫.wav)」
◇『……ふむ。まず、性別は女性です。生年月日と血液型は不明ですが、歳は19です』
「…19って響きが新鮮だよ。性格的にシェリィはA型っぽいよな」
◇『A型なんでしょうかね。アサトさんは何型なんですか』
「わからん。O型っぽいってたまに言われるけど」
◇『おおざっぱ……うむ、確かにそうかも。…ま、血液型って、基本的にあてにならないですけどね』




【03.出身、家族構成は? ご職業などあればそれもどうぞ。】
◇『出身はグレナダ国です。あまり細かいことは覚えていませんが。

         生みの親は早くに亡くなっておりまして、偶然私を拾ってくれたのがエルトです。なので、一応親子という認識でいいかと』
「って一応かい。あれでもあいつ頑張ってたぞ、色々と」
◇『…いえ、その…親として認めていないとかそういったことではなくてですね。

         十把一絡げに親子という言葉でくくらなくともいいかなと思うだけです。…私はですが。あちらはどう考えているのか知りませんけど』
「ふーん。ま、詳しいことは裏で聞こうか。じっとりと」
◇『……なんですか、じっとりって。勘弁してください。

         ……えっと、職業は冒険者です。楽曲や精霊の力でのサポート的な役割かな』
「そうだな、シェリィの歌と精霊術にはいつも助けられてる。

         あと、オレ達一行の良心的な存在だな。シェリィはオレの癒しだよ……」
◇『……いえ、アサトさんの扱いがぞんざいなのは愛されているからだと思いますよ。

         なんというかこう、ノリで千尋の谷につきおとしても執念で這い上がってきそうな感じがしますもん』
「ノリで!? そんな愛は願い下げだぞオレは!?」




【04.身長、身体的特徴、服装は? 写真などがあればそれもどうぞ。】
◇『身長は165cmほど。さして小柄というわけでもなく、普通じゃないでしょうか。特徴といえば、髪の毛はピンクブロンド、瞳は赤…というところですかね』
「シェリィは耳尖ってんだな。おんなじハーフエルフでも、エルトはそうでもないのに」
◇『個人差でしょうね…ぱっと見、エルフ族と見分けのつかないような外見の方もいますし。エルトは見た目人間寄りですね。

         私の場合、典型的なハーフエルフって感じでしょうか』

「なるほどな。その帽子もいつもかぶってるよなあ」
◇『はい、帽子はお気に入りなので。詩人っぽい感じで、かわいいでしょう?』
「そうだなあー、お前がかぶってるとかわいいぜ」
◇『………。って、よしてくださいよ。どう反応していいのかわからないじゃないですかっ』
「(にやにや)」





【05.長所・短所は?】
◇『短所しか思いつかないのですが』
「…さすが_悲観的。長所だっていっぱいあるだろ。楽器うまいし。歌もうまいし。ついでに飯もうまい」
◇『…い、いえその、そう褒められるとすごく恐縮といいますか』
「こういう場合は『照れくさい』って言うんだぜ、シェリィ。ま、謙虚は美徳って面もあるけど、もう少し自信持っていいと思うぜ。オレみたいに。

         控えめに言ってもメケランジェロの彫刻のように美しいオレみたいに」
◇『…アサトさんは控えめに言ってもうぬぼれ屋さんな面があると思うので、足して2で割るとちょうどよさそうですね、たぶん』




【06.趣味・特技などは?】
◇『うーむ、やはり楽器ですかね。リュートやオカリナや、ハープが好きです』
「……ここで一曲!オレ、『銀の勇者』が聞きたいなー」
◇『――って、無茶振りはやめてくださいよ!『銀の勇者』は確かに以前どこかで歌った気がしますが』
「マニ村でだな。あの時は聞き逃しちまったんだよ」
◇『…なるほど。記憶が飛んでますね……よっぽど緊張してたんだと思います、あの時は。

         …また練習しておくので、勘弁して下さい。歌の方はあまり得意じゃないので』
「はは。あんときはだいぶせっつかれてたっぽいしな。ま、次回のお楽しみにしとくか」





【07.好き・嫌いな食べ物は?】
◇『好きなのはケーキと紅茶です。遺跡都市ユリシーズの「ルブラン」さんの紅茶は絶品ですね。

         私、大好きです』
「ああ、あの店な。モンブランケーキ、うまかったなあ」
◇『苺のショートもすごくおいしかったですよ。熟した苺のあまずっぱさと、ふわっと軽い口当たりの生クリームが見事に調和していて

         いくらでも食べられそうです!あとルブラン・スペシャルも、もう何にでも合いそうでね、どういう配合してるんでしょうね、気になります』
「…アツく語るなあ。でも確かにうまかった!またあっちの方に用事があったら寄るか、久しぶりに」
◇『はい、ぜひ!……ああもう、リューンに出店してくれればいいのになあ』




【08.好きな人のタイプは? 恋人や気になる相手がいる方はそれもどうぞ。】
◇『………ええと』
「……いい。オレもあえてここでお前に聞き出そうとは思わん」
◇『!?……え、えっと、違いますよ?アサトさんの想像と事実は大幅に乖離していてですね…』
「どうだかなあ。まあでもオレは一応応援してるし、相談くらいなら乗るぜ?…ってこれ、インタビューになってねーけど!」
◇『…あ、ありがとうござ……って、いやいや違う、違いますけど。…隠し事へたなんですかね、私』





【09.自由問題(1) これだけはやばかった!っていう依頼は?】
◇『…やばい、の方向が違うのは自覚していますが。深紅の都市のファッションショーに出場した時ですかね…』
「そーいう意味か。…でも、結構堂に入った歩き方だったと思うんだけどな。

         それを言やあシンディーリアはどーなんだよ」
◇『劇のときは皆さんいてくれましたし、練習の間にいちおうの心構えは出来たじゃないですか。

         でもルアーナのときは……心臓爆発するかと思いましたもん。ほんと心臓破裂の呪文でも唱えられたかと』
「人前苦手だもんな。そんな気にする必要ないって。じゃがいもだと思えばいいんだよ、じゃがいも。全員揚げじゃがってな」
◇『……逆にアサトさんはいつ緊張するのか知りたいですよ。ほんとに』




【10.自分が癒しを感じる時や、至福を感じる時は?】
◇『そうですねえ。大衆の前で拍手をいただくのも嬉しいものですが…。どちらかというと、私の場合

         静かな月夜にほろほろと楽器を奏でて静かに過ごす時間の方が、癒されますね』
「詩人だなあ。…って詩人だった。確かにそっちの方が似合ってるな、シェリィには」
◇『いえ、まあ…私のような者が詩人を名乗るのもおこがましいですけどね。楽士のはしくれ、って感じでしょうか』




【11.何かこだわりは?】
◇『そうですねえ。朝早く、カチッと目覚められたときは、熱い紅茶を飲みながら一日なにしようかな、と考えるのが好きです』
「ほー。いいなあ。いいとは思うが、実際は時間がありゃ寝ていたいな、オレは」
◇『あはは。私もそううまくいく時ばかりではないですけどね。

         早起きは三文の得などと言いますが、本当に得した気分になるので好きなんですよ』





【12.自由問題(2) お酒は好きですか?】
◇『たまに飲む分にはいいかなあと思います。あんまり酔わないですが』
「……あんまり?飲み比べで勝てる気がしねーぞ」
◇『……て、なんですかその目は。 体質的な問題ですって!たまたまちょっとお酒に強いだけです』
「ん~、オレとしては残念だがな。ちょっとくらい酔い潰れてくれた方がかわいいと思うぞぉ。げへへへ」
◇『…アサトさん、ちょいちょいセクハラっぽい発言するのよしてください』
「ちょ、ちょいちょい!?今のはわかるが他にどこで…!?」
◇『…ちょいちょいしてます。ふだんの言動を振り返ってみるとよいかと思います、ええ』




【13.今一番欲しいものは?】
◇『…欲しいものですか。まあ、ないわけではないですが。言っても仕方ないものばかりなので』
「なんだよ。口に出さないとわからねーことだってあるだろ。

         木の葉通りの楽器店のトランペットくらいならオレが買ってやるから、ディスプレイにほっぺをくっつけるのはよしなさい」
◇『……いや、そんな物欲しそうな行動した覚えはないですよ。

         というか、これ以上ツケが増えるのは勘弁です。すでに天文学的な数値に達しているという研究結果もありますし』
「うぐっ。何故ツケで払うつもりだとバレた……」




【14.悩み事はありますか?】
◇『うーん、最近荷物袋の中身がごちゃごちゃしてきたので、合間をみて整理をしようかと思うのですけど。

         ちょっと目的の物を探し出すまでに時間がかかってしまいますよね』
「――!! ま、待てシェリィ!やるときはオレに言え!ていうかオレがやるから早まるな!!」
◇『えっ? いえいえ、中身を整理するだけなので私がやりますよ。どうしたんです?』
「いいか、お前が思っている以上に『あれ』は危険なアイテムなんだ。いつもそばにあるから忘れがちだが……

         数ヶ月前に手に入れた謎のお肉が平然と入っていたり、その他ごにょごにょが入っていたりする」
◇『……お肉とかは整理しないからでしょう。アサトさん整理整頓とか苦手じゃないですか』
「……だが得体の知れないものをぶちのめすのはオレの方が得意だ、わかるだろ」
◇『何が入ってるんですかほんとに!?』




【15.自由問題(3) 習得している技能(スキル)について教えて下さい。】
「お気に入りの歌とかあんのか?」
◇『歌ですか。「王女の舞曲」は私の好きな曲の一つですね。亡くなった小さな王女様へ捧げられた一曲です。
         
         そんな経緯ですから、不死なる魂を神の御許へ還す力があるようです』
「綺麗な曲だよな。確かに成仏しそうになるぜ」
◇『いや、アサトさんは成仏しないで下さい。不死者ですか。

         ということで、コチラの楽曲の習得は「忘れ水の都」までお越し下さいね』
「! お、オレの宣伝タイム……」




【16.過去「失敗した!」というエピソードと、逆に「嬉しかった!」というエピソードは?】
◇『ええと…以前サルディニアで絵本を出版したエピソードは…黒歴史というか……』
「え?結構いいセンいってたんじゃねーのか?印税も貰ってただろ」
◇『い、いえ確かに貰いましたけど。結構伸び悩んでいたというか』
「あのなあ、オレなんか書き溜めたポエムとか官能小説とか、編集長に一目で破り捨てられたんだぞ…」
◇『それは無理もないのでは。……でもアサトさんは結構強く生きていますよね。その点は見習いたいです。

         ジャンル選択も非常に冒険者精神にあふれていると思います』
「(微妙なフォローされた……) …ありがとよ。じゃ、嬉しかったエピソードは?」
◇『そうですね……以前、演奏の場に偶然いあわせた詩人の方が、素敵な詩をのせてくださったことがありまして。

         ふいにああいう状況にでくわすのは、とても嬉しいです

「へー。そりゃ楽しそうだな。オレも聞きたかったぜ」
◇『演奏に耳を傾けてくださる方がいるだけでも重畳なのですけどね。あの時はとても嬉しかったですよ』




【17.貴方があと数日で死んでしまうとしたら?】
◇『…ううむ。急に言われてもすこし難しいですが。

         大事な預かり物がありますので、まずはそれをお返ししにいくこと……かな』
「預かり物?その葉っぱのペンダントのことか?」
◇『はい。ルチルお婆ちゃんという方からの預かり物で。…もうこの世にはいらっしゃらないんですが』
「?? いねー人間にどうやって返すってんだ?」
◇『…ふふふ、それはないしょです。私に預けられた思い出ですから』
「……んだよ、隠し事はよくないぞぉ」





【18.この世で一番大切なものは?】
◇『このリュート…ですかね。楽器を奏でることが好きになったのも、これのおかげですし』
「ガキの頃から持ってるな、それ」
◇『ええ、家族のような方から貰ったものですから。その人が使っていたというわけではないですが…。

         もうこの世に居ない人なので、形見みたいなものですね』
「ふーん…そりゃあ、どんなにぼろぼろになっても持ち続けるわけだ。大事にしてるもんな」
◇『はい。…小さな傷も、木肌のしみも。他のだれに価値のないものでも、私にとっては金色の記憶の鍵なのです。

         忘れてしまうことに心をかかずらわれず、前を向いて生きてゆくために必要な。そういうもの、なんですよ』





【19.自分を生み出した作者に一言!】
◇『…ううむ、何を言えばいいんでしょうか』
「いやあ、別に何も言わなくていいと思う。じゃ、最後の質問行っちまうか」




【20.最後に、読者の皆様へ!】
◇『ここまで見てくださるような奇特な方、いらっしゃるんですかね。

         たいへんお疲れさまでした。今後ともくもつ亭をご贔屓に』
「…しっかりしてんな。次回は……オレかあ。あんまいい予感はしねーんだけど。とりあえず、また来週!」





質問はこちらよりお借りしました(現在はサイト消失しているようです)
http://k-asato.hp.infoseek.co.jp/index.html

壁紙: web*citron